唯花の実例に学ぶ!大腸内視鏡検査前の食事



こんにちは。

「美楽(びがく)アートでクリエイティブな人生を」
を提案しているパステルアートインストラクター唯花(ゆいか)です。
訪問ありがとうございます(^^)





先日、年イチ恒例の内視鏡検査を受けました。




今年は結構きつくてですね…

半分は自分のせい。
もう半分は、今もって謎です。




本格的に入院しての手術ではないので、いつも1日で胃と大腸両方検査・手術してもらっています。
まず、胃の検査。
そのあと大腸の検査と手術。

胃は、特に問題なかったんです。
いつものように鎮静剤で眠っている間に検査終了。
「ふふん、今回も楽勝だぜ」
と思っていたら、それはソフトクリームにチョコソースとはちみつとメープルシロップをかけたくらい甘かった。




いざ、大腸内視鏡前の下剤パラダイスに突入してみたら、びっくりするくらい腸がきれいにならない!
120%唯花の責任、食事の失敗なのですが、初めて下剤をおかわりする大惨事になりました。
内視鏡前のおすすめの食事については、あとでじっくりお話しするとして。

今回、大腸の時は、なぜか鎮静剤が全く効かなかったんです!!!


ちょっと頭がぼーっとするかな?
程度で、ちっとも眠くならない。
鎮静剤を追加で打ってもらっても、眠くならない。
同じ鎮静剤なのに…
いつもはしっかりぐっすり眠れるのに…
そんなことってあります!?




そんなわけで、手術の間中バチバチに目が覚めていたわけですが、
転んでもただでは起きないのが唯花。

「いつも寝てるから、初めて見れるわー♪」
と頭を切り替え、画面ガン見の30分(かどうか知らんけどw)でした。



結論から言うと、内視鏡を受ける時の体への負担は、先生の腕によります。
以前途中で目が覚めてしまった時は、地獄の苦しみを味わいましたが、今回の先生はそういうことがなく。
のんきに自分の腸壁やポリープを観察。
「おぉー、こうやってちょん切っていくのね」
と、たこ焼きの実演販売に窓越しに張り付く子供なみに楽しんでしまいましたw




胃の内視鏡の場合は口からチューブを入れるので、覚醒下での検査を受けた場合に手術中に鎮静剤をお願いすることはできません。
しゃべれませんから(^^;

でも、大腸の場合は普通にしゃべれるので、次回からは鎮静剤なしで臨もうかな~と思います。
その方が早く帰れるので。
(鎮静剤を使うと、術後30分の休憩タイムが必要なため)







 



さて、いよいよ本題です。

大腸内視鏡検査前の食事について



体の調子がおかしいから受ける検査や手術。
準備を怠ると、検査そのものや検査前後の生活がとてもつらくなります。
それに失敗したお前が言うなw





まあ、自戒を込めてということで、気を取り直していきましょう!



大腸内視鏡検査は、検査前の食事内容がとても重要です。
なぜか?

それは、検査をするためには大腸を空っぽにする必要があり、そのために下剤を飲むのですが…。



これがくそマズい!!!

言葉の悪さなんてどうでもいいくらい、もう、科学の進歩でどうにかできないの!?と、逆ギレしたくなるくらいに本当にマズい。


これ、一応規定量は決まっているんですが、それを飲み切っても腸がきれいにならない場合はおかわりです。
それだけは本当に避けたい。




だから、腸がきれいになりやすいよう、あらかじめ調子を整えておく。
また、直前の食事内容にも気を付ける必要があるんです。




では、いよいよ行ってみましょう!

検査2週間前~

勝負はここから始まります!
胃腸の調子を整えましょう。
キノコ、海藻、野菜などの食物繊維をたっぷりと。
脂は控えて、乳酸菌生産物質も普段より多く飲みます。
乳酸菌生産物質を飲んでいない方は、ヨーグルトや甘酒、納豆、キムチなどの発酵食品を積極的に。
糠漬けや壬生菜漬けも、植物性乳酸菌の宝庫なのでおすすめ。(※)
ただし、ヨーグルトを食べるときは、果物やきな粉、甘麹など、乳酸菌の餌になる食物繊維も忘れずに。

※漬け物類は、ちょっと注意が必要です。
糠漬けは塩分濃度が高く、キムチは刺激物の唐辛子を含むため、不調が原因で内視鏡検査を受ける方は注意が必要かも。
壬生菜漬けはデータがなかったので、不明。


検査3日前

消化には48時間~かかるそうなので…。
揚げ物や脂っぽいものは絶対禁止。



検査2日前

繊維の多いものを避けます。
たとえば
雑穀、豆類(豆腐はOK)、キノコ類、海藻類は全般NG。
野菜は割と全般。特に生野菜は絶対NG。
果物だと、柑橘類、ベリー類やキウイなど種があるもの、皮つきリンゴなどはNG。
その他ナッツ類、ごま、乳製品もNG。
※乳製品NGなんですが、大体のサイトでプリンはOKとなっているんですよね。謎です。



検査前日

食物繊維は絶対禁止。
野菜、果物、キノコ、海藻、豆、穀類(特に雑穀)はNG。

病院に検査食も売っていますが、自分で準備できるなら買う必要はありません。




消化のいい食事というと、お粥や柔らかく煮たうどんのイメージですが…。
これ実は柔らかくなっただけで、消化がいいわけではないんです!

穀類を食べるなら、おすすめは甘酒!!!
麹の酵素が発酵・分解してくれているので、栄養価が上がる&消化もよくなって、いいこと尽くし♪
手作りだと酵素が生きているので、もう最高です。

※ということで、風邪をひいた時に白がゆとかうどんはあまりお勧めできません。
消化がいいわけではない上に、栄養もとれないからです。
もし飲めるなら、甘酒をお勧めします。




普段グルテン制限をしていない方も、せめて検査前日はグルテン抜きをおすすめします。
グルテンは消化が難しく、体質によっては腸管壁にへばりついたり、傷つけたりしてしまうそう。
(リーキーガット症候群と呼ばれるものです)
だからグルテンフリーにする人が多いんですね…。


卵は、完全に火を通さず、卵とじや温泉卵、半熟スクランブルエッグのようにやわらかめで。
あ、生はだめですよ!!




これを踏まえて、2年前、規定量の半分の下剤で腸がピッカピカ(?)になった食事がこちらです。
看護師さんもびっくりしてましたw


【朝食】
白米(少なめ)
野菜抜きレバニラ
お味噌汁(はんぺんのみ)
甘酒入りヨーグルト ←乳製品ですがw

【昼食】
野菜抜きレバニラ
温泉たまご

【おやつ】
カロリーメイト1袋
(ナッツ・フルーツが入っていないもの)

【夕食】 ←20時までに食べ終わること
お味噌汁(鳥肉団子と豆腐)
豆乳入り甘酒


水はたっぷり飲みましょう。
水・お茶がベストです。
牛乳、野菜ジュース、透明じゃないフルーツジュースはご法度です。


結構お腹がすくんですけど…
これも下剤対策。
1日だけ我慢しましょう。





こんな感じで、頑張れば頑張った効果が絶対にあります!
もしも当日楽に早く検査を受けたいなら、こちらの記事を参考にしてみてくださいね。
私も来年読み返しますw





素敵な明日を☆