こんにちは。
「美楽(びがく)アートでクリエイティブな人生を」
を提案しているパステルアートインストラクター、唯花(ゆいか)です。
訪問ありがとうございます(*^^*)
かなり前から考えていたんですが
(アートの)癒しってなんやねん
すいません別にケンカ売ってるとかそういうのではないんですけど
昔からガチガチの理系なもので、
目に見えないもの、論理で説明できないものが信じられないって言うか…。
おかげさまで不幸の手紙系50通程度止めました。学生の頃流行りましたよねw
絵を描いたり音楽を聴いたりするだけで、本当に悩みがなくなるの?
みたいな。
あ、本当にケンカ売ってないです。いやマジで(滝汗)
だからつい、言葉で説明して理解してみたくなるっていうか。
悪い癖ですねー(^^;
友だちができない典型的なタイプです、分かっておりますよw
でも去年、癒しを体験したので、実体験に勝る理解はありませんよね。
ということで。
この唯花が今日、「癒し」のなんたるかを説明してご覧にいれますわっ!
※今回はシリアスな内容を含みます。
たまに言葉遣いもおかしくなります。
苦手な方にはこの先はお勧めできません。
時をさかのぼること〇十年。
中学1年生の秋のこと。
唯花は、部活の3年生からリンチを受けました。
正しくは、毎年3年生全員で1年生2~3名を暗い体育倉庫に呼び出して言葉のリンチをするという、部活の悪しき慣習でした。
暴力は問題になっちゃいますからね~w
私たちの学年は3年生をめちゃくちゃ尊敬していたので、相当なショックだったのですが、運が悪いことに、3年生の1人は唯花の姉だったんです。
だから、聞きたくなくても裏話が耳に入ってくる。
どうやって1年生を怖がらせるか、相談のためにみんなでお泊り会をしたとか。
そのお泊り会がとても楽しかったとか。
当事者の妹に楽しそうに話す姉もどうかと思うけど(^^;
その結果唯花が手に入れたもの。それは
ザ・人間不信
そして
トラウマからのフラッシュバック
人間不信は、自分に近い人であればあるほど信じられないというもの。
近しい人ほど裏切られると余計につらいので、最初から信じないという処世術を身につけました。
フラッシュバックは去年まで続きました。
ふとした瞬間に、あの時の3年生のシルエットや体育倉庫のにおいが蘇るんです。
結婚して子供も生まれて、さすがにこのままではヤバいと思って試してみたのが
アロマセラピー
カラーセラピー
アートセラピー(パステルアートですね)
心理学
でも、セラピーと名の付くものを試しても、心理学を実践しても、フラッシュバックは消えない。
あの時の恐怖も、3年生に対する憎しみも怒りも消えない。
人間不信だってもれなく治らない。
「セラピーも心理学も嘘ばっか!アタイの時間を返せ~!!!」
と月に向かって吠える日々w
ん?
癒しを体験したって言ってたのはどこの誰よ?
と思った方。
ここまではただの前説、本番はここからですw
「唯花と美楽アートの物語」でもお話した、唯花の人生に最大のインパクトを与えてくれた人から教わったもの。
これは、生き方そのものへのインパクトだったんです。
それを経て、自分が本当は何に囚われていたのかが分かりました。
唯花の家庭環境も、実はまあまあ複雑で…(^^;
父は、お酒を飲んで帰ってきては私たち家族に怒鳴り散らし。
母は、自分の理想通りでなければ子供に価値を認めない。
成績優秀、模範的な行動、人望にあふれ、親に従順。
…いるかそんな子供 ┐(´-`)┌ヤレヤレ
あ、いました!
そうなろうと足掻いたかつての子供がここにw
母は、今でいう毒親の類かもしれません。
ほめられた記憶がない。
子供の意思より親の意思。
(というより、親の意思を汲んで自分の意思のように振る舞わないといけない)
何が地雷か分からないので、常に親の機嫌をうかがう。
成績が悪くなったら捨てられるんだろうなと、本気で思ってました。
だから、姉のことは「同士」だと思っていたんです。
そんな同士からのリンチ。
かーらーのー、姉はリンチを楽しんでいた。
かーらーのー、親にバレたら家が大問題。
かーらーのー、絶対学校に報告が行って、学校を巻き込んでの大問題。
だから全部飲み込んで、何事もなかったかのように振る舞う日々。
そりゃ鉄仮面にもなるでしょうねw
ずっと、今自分が苦しいのは、あのリンチの恐怖、怒り、憎しみ、恨みのせいだと思っていたんです。
でも、教わったツールに従って人生の棚卸をした結果、思い出したのは
私は本当は、退部届を出して自分の思いを叩きつけてやりたかった!
この部活を続けたところでこういう人間にしかなれないのなら、いっそ全部公表して部活ごとぶっ潰してやりたかった!
でも
>かーらーのー、親にバレたら家が大問題。
>かーらーのー、絶対学校に報告が行って、学校を巻き込んでの大問題。
現実を見た結果、またしても自分の意思を表示できなかった…と。
え、そこ?!∑(ºロºlll)
ん?
癒しを体験したって言ってたのはどこの誰よ?
と思った方。
ですよねそうですよね。
癒しどころか自力で問題解決しちゃいましたよねw
そうなんです。
解決させるのは、あくまでも自分なんです。
でも、解決のためには問題に正面から向き合わないといけない。
それは、悩み、苦しみ、辛い状態ではできない。
そんなエネルギー残ってない。
それに、問題に囚われている間は、1つの見方に囚われている状態です。
(スコトーマってやつです)
もっと高い視点で、違う角度から見つめ直したら、違うものが見えてくるかもしれないけれど、そんな余裕がない状態なんです。
だから、少し目をそらしてリラックスしたり、エネルギーと気力を整えてチャージしたりする必要があるんです。
それが癒しの役割です。
たとえば
マラソン大会に出場したものの、完走できずに途中で倒れた。
「オラー、体力不足が原因なんだから、さっさとトレーニングを始めるぞ!!」
って、まだ寝込んでいる人に無理やりトレーニングさせないですよね?
まずは体調を戻すことが第一ですよね?
マイナスになっている部分をまずはゼロに引き上げた。
でも、ゼロになったところで終わってしまったら…。
たとえば
貧血だったので鉄剤を飲みました。
貧血は改善したので、鉄剤を飲むのをやめました。
大けがして大量出血しての貧血とかだったら、輸血や鉄剤で解決!かもしれません。
でも、もし原因が食生活などの生活習慣だったり、実はほかの病気にかかっていてその表面的な症状としての貧血だったとしたら、根本原因をなんとかしないとまた貧血になりますよね?
さっきのマラソンだったら、トレーニングしないで次のマラソン大会に出たところで、またぶっ倒れるのが目に見えてますよね?
癒しとは、マイナスから引き上げる行為。
でも癒しだけで終わってしまったらあまり意味がなくて、プラスに持っていくための行動、努力が必要です。
癒しだけでは根本的な解決はできず、解決のための行動だけしようとしてもエネルギー不足で動けない。
両方揃って初めて解決です。
ということで、冒頭の
>(アートの)癒しってなんやねん
>絵を描いたり音楽を聴いたりするだけで、本当に悩みがなくなるの?
には答えが出せたかなと思うのですが、どうでしょうか。
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